Happy Birthday Dearユーリ＆コンラッド♪

7月29日は眞魔国第27代魔王、渋谷有利の誕生日。
眞魔国では盛大に誕生日パーティーが開かれてる最中だった。
「陛下、お誕生日おめでとうございます」
「ありがとう、コンラッド。それと陛下って呼ぶな、名付け親」
「そうでした、ユーリ」
「それにしても、血盟城の皆が俺の誕生日パーティー開いてくれるのは嬉しいんだけど、ちょっと豪勢過ぎじゃないか？」
「そんな事ありませんよ。ユーリはこの国の王なんですから、盛大に誕生日パーティーを開くのは当然の事です。これでもまだ序の口の方ですよ？ギュンターなんかもの凄く張り切っちゃって、こんなの目じゃ無いってくらいもっと盛大で豪勢にするつもりだったんですから」
「うへぇ～（汗）マジで簡便してくれ。今だって圧倒されるのに、そんなの開かれた日には訳も分からず挙動不審になるってぇの」
ユーリの言葉にコンラッドはクスッと笑った。
「ユーリがそう言うと思って、ギュンターには俺からアドバイスしときましたよ。『陛下はもっと落ち着いた感じの方が好まれるんじゃないか？』って」
「ギュンターにとってはこれで落ち着いた感じなんだ。とにかく助かったよコンラッド」
「ユーリはどちらかと言うと、アットホーム的な方が好きなんですよね？」
「まぁね、俺は根っからの庶民派だからな」
「俺も同じ庶民派ですよ」
「そういえばさ、コンラッドも俺と同じ7月生まれなんだろ？ツェリ様に聞いたんだ」
「そう言われてみればそうですね。100年以上も前の事でしたから、すっかり忘れてましたよ」
「だったらコンラッドの誕生日も祝わせてよ。コンラッドの誕生日の日付はとっくに過ぎてるかもしれないけど、祝いたいんだコンラッドが生まれてきてくれた事を」
「ユーリ」
「Happy　Birthday  コンラッド」
「ありがとう、ユーリ。ユーリの方もHappy　Birthday 、生まれてきてくれてありがとう」



小説書けないと言っておきながら、最後の悪あがきの超短編です（＞＜）
そういえばコンラッドも7月生まれだったよな？と思ったので、ユーリとコンラッドまとめて祝いました。
でも、7月何日かまでは分からない～（泣）
結局は2人だけの世界しか書いてない気もしますが（滝汗）